私がMOSを勉強したときに「これは覚えておいた方がよさそう、役に立ちそう」と思ってメモしていた機能の覚え書き、Excel編です。
メモしていたノートが猫に倒されたコーヒーで汚れてしまい、仕方なくパソコンにテキストメモしたものを、せっかくなのでブログに残します。自分としても後で見返すのにブログの方が楽だし。
勉強していたOfficeのバージョンは2010なので、メニューの場所や名前などはバージョン違いで変わりますが、まぁ似たようなメニューを辿っていけばたどり着けるかと思います。
用語説明、仕様、全般的な機能など
データの種類
文字列:計算対象にならない、左揃え
数値:計算対象になる、右揃え
入力確定時のセル移動先
下へ:Enter
上へ:Shift+Enter
右へ:Tab
左へ:Shift+Tab
書式のクリア
ホーム⇒編集⇒クリア⇒書式のクリア
セル範囲の指定
A:B AからB
A、B AとB
オートフィルの編集
右下アイコン(オートフィル)
オートフィルの増減値指定
オートフィル実行⇒ホーム⇒編集⇒フィル⇒連続データの作成
セルのスタイル設定
ホーム⇒スタイル⇒セルのスタイル
オートカルク
選択範囲の合計や平均をステータスバーに表示
ステータスバーを右クリック⇒表示項目を選択
セル参照方式
相対参照
セル位置を相対的に参照、コピーで自動調整される、$が付かない(入力中にF4で変更)
絶対参照
セル位置を必ず参照する、コピーしても固定され調整されない、$を付ける(入力中にF4で変更)
複合参照の決め方
動いてほしい列行、固定して欲しい列行を判断して$を付ける
枠線などの表示設定
表示⇒表示
作業グループの設定
Ctrl+クリックでシート見出しを複数選択(タイトル行に「作業グループ」と表示される)
作業グループの解除
一番手前のシート見出しをクリック or 見出し上で右クリック⇒作業グループ解除
縦横の合計を一括で求める
数値が入力されているセル範囲と、計算結果を表示するセルを同時に選択
⇒ホーム⇒編集⇒オートSUM
シートのコピー
Ctrl+シート見出しをD&D
リンク貼り付け
コピー元をコピー⇒コピー先を選択→ホーム⇒クリップボード⇒貼り付け⇒リンク貼り付け
数値の並べ替え
セル範囲選択⇒データ⇒並べ替えとフィルター⇒昇順or降順
フリガナの表示
セル選択→ホーム⇒フォント⇒亜
ウィンドウ枠の固定
行or列
行or列選択⇒表示⇒ウィンドウ枠の固定⇒ウィンドウ枠の固定
列+列
セル選択⇒表示⇒ウィンドウ枠の固定⇒ウィンドウ枠の固定
書式だけコピペする
ホーム⇒クリップボード⇒書式のコピー/貼り付け⇒コピー先セルをクリック
※WCで連続コピー
リボンのユーザー設定
リボンを右クリック⇒リボンのユーザー設定
ブックのプロパティ設定
ファイル⇒情報⇒プロパティ⇒詳細プロパティ
バージョン管理
ファイル⇒情報⇒バージョン
ブックの回復
ファイル⇒最近使用したファイル⇒保存されていないブックの回復
ハイパーリンクにヒントを設定
セル選択⇒挿入⇒リンク⇒ハイパーリンク⇒(リンク先指定)→ヒント設定
ハイパーリンクのスタイル変更
ホーム⇒スタイル⇒セルのスタイル⇒データとモデル⇒「ハイパーリンク」を右クリック⇒変更
ワークシートの非表示/再表示
シート見出しをクリック⇒非表示or再表示
ウィンドウの分割
列or行を選択⇒表示⇒ウィンドウ⇒分割
ブックを別ウィンドウに複製
表示⇒ウィンドウ⇒新しいウィンドウを開く
ウィンドウを整列
⇒表示⇒ウィンドウ⇒整列
全画面表示
表示⇒ブックの表示⇒全画面表示 ※解除:Esc
ユーザー設定ビューの設定
表示⇒ブックの表示⇒ユーザー設定のビュー追加
コメントの表示/非表示
校閲⇒コメント⇒すべてのコメントの表示
条件付き書式(平均値)
ホーム⇒スタイル⇒条件付き書式⇒新しいルール⇒平均より上または下の値だけを書式設定)
オブジェクト操作
セル枠に合わせて移動やサイズ変更
Alt+ドラッグ
画像の修正
画像を選択⇒書式⇒調整⇒修正
スタイル操作
スタイル適用
ホーム⇒スタイル⇒セルのスタイル
スタイル作成
ホーム⇒スタイル⇒セルのスタイル⇒新しいセルのスタイル
スタイル複製
ホーム⇒スタイル⇒セルのスタイル⇒スタイルを右クリック⇒複製
オプション操作
ブックの自動保存
ファイル⇒オプション⇒保存⇒次の間隔で自動回復用データを保存する
Enter時の移動方向変更
ファイル⇒オプション⇒詳細設定⇒Enterキーを押した後にセルを移動する⇒方向
新規ブックのシート数を変更
ファイル⇒オプション⇒基本設定⇒ブックシート数
コピペ関連
行列を入れ替えてコピー
ホーム⇒クリップボード⇒貼り付け⇒行列を入れ替える
可視セルのみコピー
囲選択⇒ホーム⇒編集⇒検索と選択⇒ジャンプ⇒セル選択⇒OK⇒コピー
加算コピー
形式を選択して貼り付け⇒値⇒加算⇒OK
ページレイアウト関連
印刷タイトルの設定
ページレイアウトの選択→ページ設定⇒印刷タイトル⇒シート⇒タイトル行⇒行番号を選択する
改ページの挿入
ページレイアウト⇒ページ設定⇒改ページ⇒改ページの挿入
改ページプレビューから印刷範囲の設定
青線をドラッグ
印刷の拡大・縮小
ページレイアウト⇒拡大縮小印刷
印刷範囲や改ページ位置の解除
改ページプレビュー画面⇒右クリック⇒印刷範囲の解除 or すべての改ページを解除
枠線を印刷
ページレイアウト⇒シートのオプション⇒枠線の印刷にチェック
行列番号を印刷
ページレイアウト⇒シートのオプション⇒シート⇒行列番号にチェック
ヘッダー/フッター操作
ヘッダー/フッターの編集
選択→ヘッダー/フッターツールのデザイン⇒ヘッダー/フッター要素
奇数偶数ページを先頭ページのみ別指定
挿入⇒テキスト⇒ヘッダーとフッター⇒デザイン⇒オプション
※先頭ページ(表紙)のみページを振りたくない場合など
ヘッダーフッター位置の指定
ページレイアウト⇒ページ設定⇒余白
グラフ操作
グラフの用途と種類
大小関係:棒
内訳:円、積み上げ
時間の経過による推移:折れ線、某
複数項目の比較やバランス:レーダーチャート
分布:散布図、バブルチャート
グラフシートの作成
グラフを選択⇒デザイン⇒場所⇒グラフの移動⇒新しいシート
行/列の切り替え
デザイン⇒データ⇒行/列の切り替え
グラフ種類の変更
デザイン⇒種類⇒グラフの種類の変更
グラフ要素の表示/非表示
レイアウト⇒ラベル
グラフエリアの書式設定
要素を選択⇒ホーム⇒フォント
凡例の書式設定
凡例を選択→書式⇒図形のスタイル
値軸の書式設定
値軸を右クリック⇒軸の書式設定
項目軸の反転
項目軸を右クリック⇒軸の書式設定⇒軸のオプション⇒軸を反転するにチェック
マーカーの変更
データ系列を右クリック⇒データ系列の書式設定⇒マーカーのオプション
マーカーのスタイル
データ系列を右クリック⇒データ系列の書式設定⇒マーカーのスタイル
表の操作
表の構成
列見出し(フィールド名)データを分類する項目
フィールド:列単位のデータ。列見出しに対応した同じ種類のデータを入力する。縦。
レコード:行単位のデータ。1件分のデータを入力する。横。
表作成時の注意点
表に隣接するセルにはデータを入力しない。1シートに1つの表。
先頭行は列見出しにする。列見出しは異なる書式にする。
フィールド(縦)には同じ種類のデータを入力する。
1件分のデータは横1行で入力する。セル内先頭に余分な空白は入力しない。
※インデントは可(ホーム⇒配置⇒インデント)
複数キーでの並べ替え
内セルどれか選択⇒データ⇒並べ替えとフィルター⇒並べ替え
⇒「先頭行をデータの見出しに使用する」にチェック
⇒優先する順にキーを設定する(キーは「レベルの追加」で増やす)
フィルター(抽出)
表内セルどれか選択⇒データ⇒並べ替えとフィルター⇒フィルター
列見出しにドロップダウンが表示される(フィルターモード)
or Ctrl+Shift+L
フィルター条件のクリア
データ⇒並べ替えとフィルター⇒クリア
色フィルター
列見出しのドロップダウンをクリック⇒色フィルタ
その他フィルター条件
テキストフィルター
フィールドが文字列の場合に表示される(検索ボックスも使用可)
数値フィルター
フィールドが数値の場合に表示される(%も使用可)
日付フィルター
フィールドが日付の場合に表示される(カレンダーで指定可能)
フィルターの解除
データ⇒並べ替えとフィルター⇒フィルター
名前の定義
セル範囲に名前を付ける
数式⇒定義された名前⇒名前の定義
定義した名前を数式で使用する
数式⇒定義された名前⇒数式で使用
定義した名前の編集、削除
数式⇒定義された名前⇒名前の管理
スパークライン等
スパークライン(セル内の作成する小さなグラフ)
挿入⇒スパークライン
スパークラインの軸編集
デザイン⇒グループ⇒軸
スパークラインマーカーの強調
デザイン⇒表示⇒チェック
スパークラインのスタイル
デザイン⇒スタイル
スパークラインの表示非表示
デザイン⇒表示
データバー(セル内の作成する小さなバー)
ホーム⇒スタイル⇒条件付き書式⇒データバー
カラースケール(セル内に表示する大小区分け)
ホーム⇒スタイル⇒条件付き書式⇒カラースケール
アイコンセット(セル内に表示する大小アイコン)
ホーム⇒スタイル⇒条件付き書式⇒アイコンセット
関数
関数の入力規則
=関数名(引数1、引数2、・・・・)
関数の予測変換をキー選択
Tab(Enterだと確定してしまう)
COUNT
(検索範囲)
数値の個数を数える
COUNTA
(検索範囲)
データ(数値や文字列)の個数を数える
COUNTIF
(検索範囲、検索条件)
指定した検索範囲の中から、検索条件と一致するデータの個数を返す
COUNTIFS
(検索範囲1、検索条件1、検索範囲2、検索条件2…)
複数の検索条件を満たすデータの個数を返す
IF
(論理式、真の場合、偽の場合)
論理式の結果に応じて真の場合、偽の場合の値をそれぞれ返す
例:IF(E5>=80、”合格”、”不合格”)
※空白を返す=””
AND
(論理式1、論理式2、・・・)
指定した複数の論理式をすべて満たす場合は真を、そうでない場合は偽を返す
OR
(論理式1、論理式2、・・・)
指定した複数の論理式のどれかを満たす場合は真を、そうでない場合は偽を返す
NOT
(論理式)
論理式が真のときは偽を返し、偽の時は真を返す
IFERROR
(数式、エラーの場合)
数式がエラーの場合は指定の値を返し、エラー出ない場合は数式の結果を返す
※未入力に「#DIV/0!」を表示させたくない場合など
SUMIF
(検索範囲、検索条件、合計するセル範囲)
検索範囲の値が検索条件を満たす場合、対応するセル範囲の合計を求める
AVERAGEIF
(検索範囲、検索条件、平均対象範囲)
検索範囲の値が検索条件を満たす場合、対応セル範囲の値の平均を求める
AVERAGEIFS
(平均対象範囲、検索範囲1、検索条件1、検索範囲2、検索条件2…)
検索範囲の値が検索条件を満たす場合、対応セル範囲の値の個数を返す