一人暮らしがNASを導入しても利点があるのだろうか

我が家のネットワーク通信はすべて無線である。モデムを無線ルータへ繋ぎ、その無線ルータへPC、スマホ、携帯ゲーム機等をWi-Fiで接続する。これでインターネットを繋いだり、機器間でのファイルのやり取り等を行う。

ふと思ったのが、この「機器間でのファイルのやり取り」について。

PCのデータやファイルの保管には、USB3.0対応の外付ハードディスクを使っている。ハードディスクはPCに接続していて、OS上でファイル共有をかけているので、別の機器からもWi-FIでファイルにアクセスすることができる。

この方法で問題になるのは「PCが立ち上がっていないとファイルにアクセスできない」ということ(PCのOSがファイル共有を設定しているのだから当然である)。なので、Hハードディスクにある音楽ファイルをスマホで再生したり、コピー保存したい場合など、いちいちPCを立ち上げる必要がある。これは手間だし、電気代も無駄である。

そこでNAS(ネットワークストレージ)の導入を考えた。NASとは簡単に言うと、独自にファイル共有機能を持っている補助記憶装置のこと。NASを立ち上げ無線ルータへ有線LAN接続し、そのNAS上へファイルを置く。これならPCを立ち上げずとも、ルータとNASさえ起動していればファイルにアクセスできるわけだ。

で、そのようにしてみてどうだったかというと、思っていたより不便だったのですぐに戻した。なぜか。

①転送速度が遅い

無線でのファイルアクセス速度は、調子が良くて40Mb/s程度。USB2.0相当の速度しかでなかった。これがUSB3.0接続の外付HDDであれば150Mb/s程なので、3~4倍程度の差がある。数メガ程度の小さなファイルであれば大して問題ではないが、数百メガや数ギガもある重いファイルだと数時間もかかってしまう。特に動画ファイルについては不便で、高画質なものだとカクついて見れたものではない。だったら小サイズのファイルに限定して利用すればいいのだが、それならフォルダ同期機能のあるクラウドストレージで事足りてしまう。

②NASをシャットダウンするのが手間

我が家では、電気代節約のため外出時はモデムもルータも電源を落としている(ボタン式の電源タップに繋ぎ、ボタンオフでまとめて落とす)。ルータやモデムなら電源パチンだけでいいが、NASはそうもいかない。いちいち管理画面へアクセスするor本体ボタンからシャットダウンをかけてやり、それから電源断をしなければいけないのだ。外出のたびにこれをやるのは面倒である。といっても、そもそもNASやルータ等の通信機器は「常時立ち上がっているのが普通」であって、未使用時にいちいち電源断する方が珍しいのだろうが。

■独り暮らしにNASはいらんなと思った

以上の理由で、自分にはNASを使ったファイル共有環境は合わなかった。やはりNASは、複数でネットワーク上のファイルを共有する意図で使うものだと思う。

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