仕事でコミュニケーションが苦手でもなんとかなる方法

シチュエーションに合わせて「理想の人格」を演じる

私はいい年して恋人どころか友人もおらず、家族とすら折り合いが悪くほとんど交流がないほど人付き合いのできない人間です。そんなコミュニケーション能力に劣る自分が、なぜこの現代社会でお仕事組織に属し存在していられるのかと考えれば、それはおそらく「仕事中は別の人格になりきる」ということをしているからだと思います。

後輩と接する時、先輩や上司と接する時など、それぞれのシチュエーションにおいて、自分が今は素の人格ではなくて「上手にコミュニケーションができる理想的な自分」を演じる事で対処しているわけです。

後輩と接する時は「理想の上司」に

以前一緒にお仕事させていただいた上司にT部長という方がいたのですが、この人は私から見て非の打ち所のない人格者でした。穏やかで物腰も柔らかく、部下の話をしっかりと聞き、必要の際はしっかりと行動して見せ、例え忙しくてもそれを極力見せず(忙しい所を見せると部下が報連相しづらくなるから、とのこと)などなど、正直同じ人間とは思えないほど尊敬できる方でした。

私が後輩と接する際は、自分をこのT部長だと思って「T部長ならどう接するか」を考えてふるまっています。もちろん自分はこの人のようになることは絶対に無理だと思っていますが、「この人のようなフリをする」ことならできます。

上司や先輩と接する時は「理想の後輩」に

後輩にSという男がいるのですが、彼はとにかく話していて感じのいい人物でした。明るくユーモアがあり嫌味がなく、嫉妬以外に彼を嫌う理由が見当たりません。接していて気持ちのいい理想の人物です。私が上司や先輩と接する時は、このSのようにふるまうようにしています。

ただこの男、口では「わかりました」だの「そうですね、やります」だの言うのですが、その通り行動することはあまりなく、口ばかりで実行力に欠けるヤツでした。だから演じるのはあくまでコミュニケーションの部分だけです。

演じれば口下手でもなんとかなる

様々なシチュエーションに対応できるよう、普段から色々な人のふるまいをよく見るようにしています。電話応対が上手な人、大勢の前で話すのが得意な人、女性や子供と話すのが上手な人……。そういう卓越した人のコミュニケーション能力を学んでおき、必要の際にそのやり方を真似るわけです。そうすると、対話能力に欠けると思っていた自分でも「まぁ意外になんとかなるじゃん」程度の結果は得ることができます。

※まぁ付き合いが長くなるとだんだん素の人格が露呈してしまうのですが。

また、この「演じる、フリをする、思い込む」というやり方には、緊張をほぐしてくれるという効果もあります。苦手な事なのだから緊張して当たり前なのですが、演じるということが「別に失敗したって素の人格が否定されたわけではない」という堤防が出来上がるので、上手にできないことに恐怖心を抱かずに済むからです。

例え素の人格に自信がなかろうが、そんなものは別人格を演じてしまえばいいんです。私のようにコミュニケーションがうまくできない人は、試してみてもいいのではないでしょうか。そもそもこの「別人格だと思ってふるまう」というやり方は、多かれ少なかれ人間みな行っていることでしょうし。

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