おっさんだけど秘書検定を勉強する①【受験を決意】
おっさんだけど秘書検定を勉強する②【受験への懸念】
おっさんだけど秘書検定を勉強する③【受験した感想】
おっさんだけど秘書検定を勉強する④【行った勉強法】
本日6月18日は秘書検定2級の受験日。受けてきたので感想など書こうと思います。
ちなみに受験会場は以前の投稿で紹介したカプセルホテル「ザ・イン」のすぐそばだったので、試験終了後に寄ってリフレッシュしてきました。
※というかザ・インの紹介記事を書いたのは、試験会場の下見に行ったときに見かけて寄ったからです。
男も割といるので怯えなくて大丈夫
秘書検定はあまり男性の受験する資格ではないので(準1級より上になると受ける男性も多いらしいですが)、受験に際してはその点だけが気がかりでした。周りに女性しかいなくておっさんは自分だけで、心に著しく傷を負うのではないかと。
結論を言うと意外に男もいました。私が受験した部屋は席が60程ありましたがその中で男性は私以外にも4、5人いました。最近は男性の受験が増えているとは聞いていましたが事実のようです。
といっても、いたのは若い男性でおっさんは私だけでした。まぁそれをいうなら、そもそも受験者は学生が多いので中高年自体がそれほど多くないのですが。
ということで、一応男性の受験者もいるので怯えなくて大丈夫です。
問題は持ち帰り可能で解答はWeb公開される
試験後に提出するのは解答用紙のみで、問題用紙は持ち帰ることができます。また、解答は6月20日にWebで公開されるので、持ち帰った問題用紙にも自分の解答を控えてあるなら2日後には合否を知ることができます。
※もっと言えば、「秘書検定 2級 解答」などでネット検索すれば受験者が答え合わせをしている掲示板なんかが見つかります(正確でない情報も多いですが)。なので一応、その日のうちに合否を知ることもできなくはないです。
ちなみに合格基準ですが、理論と実技の領域区分でそれぞれ60%以上正解すれば合格となります。
- 理論(1.必要とされる資質、2.職務知識、3.一般知識)60%以上
- 実技(4.マナー・接遇、5.技能)60%以上
⇒両方の領域区分でそれぞれ60%以上正解すれば合格
苦手分野の問題が少なくて助かった
個人的な感想としては、自分の苦手な分野があまり出題されなくて非常に運がよかったという感じです。
直前に行った学習テキストの模擬試験問題(過去問)では、私は実技の領域が合格基準以下でした。具体的にいうと「慶事・弔事のマナーやしきたり、用語」「敬語や接遇用語の正しい使い方」「頭語・結語や時候のあいさつ」といった、普段あまり触れることのない難しい日本語がダメダメだったわけです。漢字も苦手なので(マークシート問題ならともかく)記述で出題されるともう全然答えられません。
なので合格は厳しいとの見通しだったのですが、幸いなことに今回の実技領域はそれほど難しくないと感じました。選択問題も記述問題もそこそこ解けたと思います(自己採点でも一応合格圏内でした)。
ちなみに理論の分野については、「こういうケースではどうすればいいか」を考えればいいわけで、これは社会経験の年数が多ければそれだけ学生より有利でしょう(もちろんどんな仕事についているかにもよりますが)。なので社会人が受験する場合は、理論より実技の分野に時間を割いた方がいいかもしれません。
勉強してよかったと心から思う
秘書検定は「学生が就職活動のアピール材料に取得する」というイメージが強いですが、中高年が学習する意義は十分にあります。
普通に働いて生きているだけでは、全ての一般常識や社会常識に触れられるわけではありません。メールのやりとりをしなければメールマナーは知らなくて平気だし、慶事・弔事のしきたりだってそういう機会がなければまったく不要な知識です。では知らなくてもいいかと言うとそうもいきません。なぜなら「ある日突然必要になるかもしれない」からです。
秘書検定は職業人としての基本や常識を学べます。それはこれから社会人となる学生はもちろんですが、既に社会人として生きている中高年にとっても十分に有意義なもので、時間を割いて学習する価値のあるものだと思います。
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