ちょっと前まで社交恐怖症だったけど割と大丈夫になった話

ほんの数年前の話なのですが、私は社交恐怖が酷いコミュ障人間でした。「社交恐怖」というのはあまり馴染みのない言葉ですが、

愚かに見えないかとか、場に合っていないのではとか、他人に辱められることに強い不安を感じるために、社交状況を避けたり、耐えていることによって、相当な苦痛があるとか生活に重大な支障があるという精神障害である[1]。対して、正常な内気は、単に知り合いのいないパーティを怖がるといったものである[1]。対して社交不安障害では、そうした社交状況においてほぼ毎回、動悸、下痢、発汗、時にパニック発作といった不安症状が起こる。
引用本:wikipedia

というもの。まぁ対人恐怖症みたいなものです。

とにかく「行ったことのないお店を、怖くて一人で利用することができない」のです。ハンバーガー屋すら無理。かろうじて食券制の牛丼屋なら入れるくらいでした。多分「システムを知らないことで失敗して、恥をかくのが怖い」とか、そんな感じだったのだと思います。

ちなみに「よくそんなんで社会生活ができていたな」という話なのですが、知り合いと一緒なら普通に入れるし、そもそも職場と家を往復するだけの毎日なので、あまり問題はありませんでした。

一応、今は大丈夫です。ラーメン屋だろうと定食屋だろうとファミレスだろうと余裕です(もちろん、個人経営の居酒屋とか、焼き肉屋とかは躊躇しますが、それは常識の範疇でしょう)。食べ物や以外でも、別にシステムを知らない場所だろうと普通に利用できます。分からなければ普通に「初めてなんですけど」と聞いて利用するだけです。

なぜ社交恐怖を克服できたかというと、「自分で思っているほど他人は自分のことを気にしていない」ということに気づいたからです。

要は自意識過剰だったんです。後から思えばですが、それまでは自分の事をまるで物語の主人公であるかのような、どこか特別視するような感覚を(無意識に)持っていました。だから、周囲の人間がみんな自分の事をとても気にかけていて、注視しているというような認識だったんです。世間知らずな子供特有の、自己に対する特別視なんかに近いかもしれません。

もちろん、そんなわけありません。この世の人間はみな基本的に、赤の他人に対して無関心です。ちょっと変わった人を見かけたところで、ほんのひと時もすれば忘れるし、翌日になればもう思い出すことすらないでしょう。

そりゃそうです。だって自分だってそうなんですから。つまり自分が他人に対してそうであるように、他人は自分のことなど大して気にしてなどいないんです。

それに気づけばもう怖くありません。多少恥ずかしい思いをしたって、相手は自分に別段興味などないと知ってますから。というかそもそも、別に恥をかこうが死ぬわけでもないし(むしろ怖がって社会生活を疎かにすることの方が、長い目で見れば危険です)。

これって、普通は大人になる前に理解することなんでしょうね多分。

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